SIMロック解除端末の台湾での利用について、新たに質問が寄せられた。Blackberry(以下BB)は、他の端末と違い、一筋縄では行かない点があるので、別にまとめることにした。
まずは、BBとBISの関係について、下のブログをご覧ください。
ひとひらのほとけ BlackBerryの本体・SIMカード・BISサービスの三位一体関係
このように、端末(PIN)とSIM、BISは堅固に結びついている。
ダイビングと水中写真 BlackBerry Boldを海外で使う
海外のSIMで仮にBIS契約ができても、PINと結びつくBISは1対1であるため、国内と海外のBIS契約は、そのたびに使わない方を解約しなければならない。複数台BBを持っている場合はこの限りではなく、それぞれの端末(PIN)ごとにBIS契約が可能だ。
次に、BBでできる通信方法はBIS以外にもある。ただし、BIS経由でできる通信とは違い、様々な制約がある。
のぶをブログ 端末からの直接接続(APN、直接接続)についてまとめてみた
BlackBerry FanSite SIM無し、SIMあり、BIS無し、BISありで出来ること出来ないこと
BlackBerry FanSite b-mobileでBlackBerryを使う
こちらを読むと、APN利用で使えるアプリ、使えないアプリがおおよそつかめると思う。
以上を前提条件として押さえて頂きたい。
台湾のデータ定額SIMでは、BIS契約ができない。台湾では台湾大哥大のポストペイド契約だけがBISを提供している。このため、台湾でBBを使うためには、次の3つの方法がある。
- ドコモのSIM(BIS契約)で、海外パケ・ホーダイで使う。
- BBにはドコモのSIM(BIS契約)を挿して、wifiルーターに現地データ定額のSIMを挿す。そしてBBは3Gをオフ、wifiで運用。
- BBに現地データ定額のSIMを挿して、APNを設定する。
FLAT OUT Taiwan mobile + BlackBerry
BISの設定するの忘れて、なんかメール来ないわ! って気付いたのは帰国日だったんですけど、twitterしたりfoursquareしたり、便利でした! 結構速度出るのねー。速かった。
こちらは、おそらく手動でAPNを設定したうえで、使われたと思う。但し、プッシュメールは基本的に使えない。
質問に書かれていた
プリペイドSIM(中華電信、3日分)を購入し、ドコモBLACKBERRY9000(解除品)に挿しました。
しかしながら、この組み合わせでは全く利用できず、知人のSIM(FarTon?)と交換したところ、知人のIPhone+中華電信では利用可能、FarTon?+BB9000では利用可能でした。
この点、回答が難しい。手元のBBに台湾のSIMを挿してみたが、いずれも自動ではAPNの設定ができなかった。BBの場合、どの通信手段を使うかによって、使えた使えなかったの組み合わせが異なる。
こうしてまとめていくと、SIMフリーなBBを使うメリットはあるのだろうか?と自問自答してみた。そして引き出した答えは、発売になったばかりの海外端末をいち早く楽しむことができる。時には、日本で発売にならず仕舞いの端末の場合もある。そして少ない情報を集めて、自分なりに使えるようにする楽しみが何よりの醍醐味だ。